夏なのに、ありがとうございます。
こんにちは。
暑いですね~、山形36℃でした。
こんな日でもコーヒー豆求めてご来店くださり、感激しております。
コーヒー豆専門店ですから、コーヒー豆以外に主力商品がないんですね。
ドリンクの提供がないので、豆を買いに来る目的しかないのです。
ちょうど4年前の今頃オープンしたのですが、真夏は一人もお客さまが来ない日がありました。
もちろん始めたてで通販も一件もなく、何もすることがなく長い一日過ごしていました。
コーヒー豆は焙煎日から5日以内に販売すると決めていたので、余ってしまって、知り合いにあげたり自宅で飲んだり、実家に送ったりしてました。
今でもあります、販売期間切れ。
そんなこんなで何とか4年が過ぎ、5回目の夏が始まりました。
何とか続けられているのが、奇跡的です。
みなさま、本当にありがとうございます。
そう考えると、お店を続けることって我慢や辛抱の連続なんだなと思います。
コーヒーって年間契約でもないし、どこでも買えるようになってきた。
飲む人も増えているだろうけど焙煎して売る人もどんどん増えている。
新しいお店ができたら試したくなるし、お中元やお歳暮でたくさんもらってということもよくある。
コーヒー豆屋を始める時のことを思い出した。
はっきり言って自分のコーヒーの特徴ってなんだ?という感じでした。ほかの店と何が違うんだと
物語もないし、店の名前に深い意味もない。
こう書くと幻滅する人もいるかもしれないが、それほど意味のある名前を付けられるほど、コーヒーのことをわかっていなかった。
それに名前に縛られるのも嫌だった。
だから、実態がよくわからないけどおいしそうな名前になった。
実際にやっていくうちに方向性も味も変わってきたと思う。
開業時よりもおいしくなったと思う。
大きくして、あれもこれもして、でも味が落ちてというのは絶対嫌だった。
変わったのは荷物が増えて、工場化してきたことくらいでやっていることはあまり変わらない。
荷物が増えたけれど、規模は維持できているような気がする。
コーヒーを買いに来ていただいて、ありがたいと感じられる規模でいるのが、自分にとってはいいのです。
ということで、5年目もよろしくお願いします!